「混合コンテンツ」とは、サイト自体はhttpsであっても、そのサイトに読み込んでいるリソース(画像、動画、iframeなど)がhttpから提供されている状態のサイトのこと指します。このようなサイトを2019年12月にリリースされるChrome 79では、段階的にブロックをしていくとGoogleから正式に発表されました。

 

Googleセキュリティブログ(2019年10月3日)
https://security.googleblog.com/2019/10/no-more-mixed-messages-about-https_3.html

ざっくり書くと、2019年12月~2020年2月にかけて、サイト内のhttpコンテンツを段階的にブロックしていくための仕様変更を行うとのことです。Chrome 79~81のバージョンアップ毎にブロックする範囲を広げていくようです。ブロックされるということは、WEBサイトが正しく表示されなくなるということです。

自社ではChromeを使っていないから大丈夫と思っている方、全然大丈夫じゃないですよ。ChromeのWEBブラウザシェアは、2019年9月時点で以下の通りです。

1位 Chrome 76.0 32.81%
2位 IE 11.0 11.61%
3位 Chrome 77.0 10.11%
4位 Chrome for Android 8%
5位 Firefox 69.0 6.5%
6位 Edge 18 6.12%
7位 Safari 12.1 4.92%
8位 Chrome 49.0 2.08%
9位 Edge 17 1.97%
10位 Firefox 68.0 1.86%

Android版も加えると全体で53%のシェアにもなります。半数以上がChromeを利用している状況を考慮すると混合コンテンツ対策は必須です。

WEBサイトのhttps化はSEOの観点などからも既に多くのサイトで対応されていますが、混合コンテンツまで対策しているかどうか、今すぐにでもチェックすることをおすすめします。

WIDでは混合コンテンツのチェックと対策を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
チェックは無料にて行っております!