農村など、女性向けに作られた労働用ズボン「もんぺ」。太平洋戦争中には、厚生省によって「もんぺ普及活動」として婦人会を中心に奨励され、戦局悪化に伴い空襲時の防空用に女性の着用が義務付けられたもんぺ。
渋谷ロフトでは、昨年も好評だった「もんぺ博覧会」を、今年も開催します。第7回ということですが、私は今回はじめて知りました。
6/13(火)~27(火)まで、4軒の久留米絣の織元と合同で、もんぺを通して久留米絣をより多くの人に知ってもらうために企画されたこのイベントは、これまで地元の八女の他に福岡や東京で開催、東京展を渋谷ロフトで開催しています。
もんぺ博覧会を企画する「うなぎの寝床」では年間12000本~15000本を生産販売、一度穿いたら病みつきになる久留米絣の魅力が伝わり、今では全国にリピーターが増えています。日本のジーンズを目指して織元が紡ぐ、カラフルで着心地のよいもんぺの魅力をご紹介いたします。
今年の新商品
①都道府県絣柄シリーズ「九州7県」受注販売
九州7県のモチーフを、デザイナー・浅羽八智代さんとのコラボで坂田織物さんの手によって久留米絣で表現したシリーズのもんぺの受注会を開催。
●九州7県シリーズ(7柄・3サイズ)・・・21,384円
②マリー・アントワネット絣シリーズ
フランスの王妃、マリー・アントワネットも好んで着ていたともいわれる絣のドレス。18世紀当時の生地見本帳の複製本をフランスから取り寄せ、ブルーとピンクの2つの柄を野村織物さん協力で再現しました。
●マリー・アントワネットの絣(ピンク・ペールブルー)・・・各21,384円
※価格はすべて税込み。
●「2017もんぺ博覧会 東京巡回展」
日時:2017年6月13日(火)~27日(火)
場所:渋谷ロフト 1階 間坂ステージ
東京巡回展 特別企画
会場にて、もんぺをお買上げのお客さまに東京展限定オリジナル「うなぎの寝床」ショルダーバッグをプレゼントいたします。
これからの梅雨時期には、快適でよさそうですね。ふんどしと合わせれば完璧かも!おしゃれで着心地のいいもんぺはネットでもたくさん売っていますね。